変化

今感じていることを書かないと、と思い久々にこのページを開いた。

有岡大貴の熱愛報道。

 

このニュースを携帯で見たとき、まず一回、見なかったことにして二度寝した。

なにも変わりはしなかったけれど。

 

 

そう、なにも変わりはしない。

彼がどこの誰と恋愛をしていても、わたしの生活は、なにも変わらない。

…はずなのに、どうしてこんなに胸がざわつき、今、彼の姿を見ることすらためらっているのだろう。

 

Twitterでたくさんのつぶやきを見た。

「これからも応援します。」のようなものから「顔も見たくない。」のようなものまで。

わたしは正直、この報道が本当かどうか別として、彼の恋愛を祝福する気持ちにはならなかった。(お相手の方が苦手というのもあったけれど)

「アイドルなら恋愛はするな」というような言葉をよく見るけど、あまりに乱暴だし、恋をしないで、アイドルがよく歌う、恋がテーマの曲を歌うのはキツイものがあると思う。

だから、誰かに恋をしたり、付き合ったりするのは、アイドルだろうと誰であろうと、当たり前にしていい事だと考えていた。

 

今まで29年間いろんな芸能人を好きになったが、現在進行形で好きな人の熱愛報道は初めての経験。

きれいなアナウンサーが、二人の名前が大きく載った新聞を読み上げている映像を見たが気持ち悪くて見られなかった。吐き気とかではなく、なんか居心地が悪いというか。

毎日見ているライブDVDや、昨日あったFNS歌謡祭も録画して見た。

人数の多いHey!Say!JUMPの中から、いつも彼を探していたのに、彼を見ることを避けてしまっている自分がいた。

有岡くんの顔を見ると、隣にお相手の方の顔が出てくるからだ。(影響されやすい)

毎日癒しをくれていた人を、まっすぐ見られなくなってしまって、ちょっと困惑している。

 

 

恋愛するのは、有岡くんの自由で、当然の権利。

でもそれをできるだけ見たくなかった、というのがわがままな本音。

応援したい気持ちもあるし、顔を見たくない気持ちもある。

めんどくせー!

時が経てば、落ち着くんだろうか。

何も変わらないはずが、こんなにも心に影響があるとは。

 

 

 

 

昨日のFNS歌謡祭で、いのちゃんが有岡くんを優しく見つめる目、気のせいかもしれないけど嬉しかった。

曲がどうの、というより、そのことが深く残ってる。

ありがとう伊野尾さん…

 

 

 

甘酸っぱいRELOADに魅せられた女

 

Hey!Say!JUMPが気になり始めて、1週間ほどの頃、youtubeなんかでいただきハイジャンプなどのバラエティ動画を見てゲラゲラ笑っていた。

好きなものを隠しておくのが苦手な性分で、親しい友人や職場で仲のいい人にはすぐはまっていることを話すので、もちろん、有岡くんにハマったことについても報告した。

有岡くんが好きと言うと、まず「有岡くんってヒルナンデスの?」か、「コードブルーの何とか先生!」と返ってくる。

そうそう、と返すと、次に来る質問がだいたい「曲とかも聴くの?何が好き?」なのが意外だった。

「Hey!Say!JUMP、曲にはあんまり興味ないかな~。こう、かわいいキラキラ系の曲多いんでしょ?苦手だわ」

なんて言っておりました。

 

そして、ツアーメイキングが見たくて購入した「I/O」。

メイキングを見て、あーかわいかった!と満足した後、ま、一応…という感じでコンサートの方も見てみた。

この曲聴いたことあるな!ってなるのはだいたい3分の1くらいだったとは思うけど、どの曲も知らん!ってなると思っていたから、CMなどで無意識ながら耳にしていたんだろうな、さすがジャニーズ!となった。

イントロから聴き馴染みがあり、すぐ口ずさめたのは「SUMMARY」だった(笑)

もう懐かしくて甘酸っぱい気持ちになった。(少クラかなんかで聴いてたんだろな)

 

そんなこんなで見ていたら、だんだんと、「お、この曲は好きだな…?」みたいなのがちらほら出てきて、CDを借りに3年ぶりにTSUTAYAさんにお世話になった。

一気に買うのは経済的にも置き場所的にもキツイ。(後から好きになった者の弱みですね)

「切なさ、ひきかえに」「SUPER DELICATE」「愛ing-アイシテル-」「Time」あたりが好きだったので、それらがすべてカバーできるアルバムを中心に探した。

借りてきたアルバムをパソコンに入れて、好きな曲ばかりを再生していたが、もしかしたら聴いたことのない曲にお気に入りがあるかも…と、イントロ(だいたい5秒くらい)だけ再生する、というズボラな性格丸わかりの行動に出た。

そこで運命的な出会いを果たした楽曲を実際に歌い踊る彼らを見たい気持ちが募りすぎて、先日、2枚目のDVD「smart」を買ってしまった。

 

お目当ての楽曲というのは「RELOAD」。

ギターとクラップがかっこよくて、え、なにこの曲いいじゃんと思って、5秒を過ぎた頃、聴こえてきたのが

「Woo Yeah… Ha!」

だったので、「この声!有岡さんでしょ!もう!好き!」状態になってしまい、その3日後くらいにはDVDを手にしていた。

しかも歌詞を調べたところ、作詞者のところに「有岡大貴」。

 

 

有岡大貴?

 

 

え、あのかわいい有岡大貴ですよね?

第2の衝撃波。

お前は天才か。

 

この軽快な音楽に合う、韻踏みつつ耳障りの良い、内容も健気で攻めたアイドルっぽい歌詞で、もう本当にお前は天才か。

さらーっと歌ってるけど、こういうのって若干実体験入ってるんだろなー、とも思うので、こういう甘酸っぱい経験を有岡くんがしていたと思うと、こっちまで甘酸っぱい気持ちを感じられる。

ホントにお前は天才か。ファンを萌え殺す気か。

 

伊野尾さんも言っていたけど、

「『佇む君に Mellow Mellow』が、メロメロの『メロ』なのか、Mellowのアルファベット表記の『Mellow』なのか、どっちなんだろう、両方にかかってるのかな、っていうその感じがすごい好きですね。」

 

Mellowってどんな意味?語感はとてもきれいな言葉だけど…

ネットで調べてみたら↓

 

Mellow

熟している、芳醇(ほうじゆん)な、豊かで美しい、豊潤な、(時代がかって)柔らかでなめらかな、(年をとり経験を積んで)円熟した、練れた、穏健な、落ち着いた、柔らかくて肥えた

 

 

年上の女性を好きになった時をイメージしたのかな?とも思えるが、

その中でも、豊かで美しい、落ち着いた、というワードが当てはまるのかなと。

落ち着いてないと、佇んだりしないだろうと思う。

普通にしてたら目が合わないその女性の目に留まるために、音楽に合わせて踊る…

ストーリー性もあるしホントもう、お前は天才か。

 

「意外でした、こういう歌詞書くんだ、と思って。」

いのちゃんもびっくりな有岡くんの才能。

 

 

DVDで見てみると、もう歌詞とかどっかいってしまって(さっきまでの熱弁はどうした)、白スーツに白ハットがめちゃくちゃかっこよくて(背中のイニシャルはどうかと思ったが)。

ヅカファンなので、ハット、燕尾服あたりが大好物なのですが、この映像で見ると、一番好みのハット姿は薮くん。

かぶった時のツバの角度、かぶりの深さ、目の見えるライン、完璧!見事!

ハットを手で操る姿も含めたら光くんかな…

いのちゃんは髪型を気にしてか、浅めのかぶりに見えたので残念だった。(どんなときも可愛いけど!)

いやー、一曲まるまる聴きたかったなぁ、という気持ちでいっぱいだけど、わがままを言ってはいけない

そこに素敵な映像がある限り。

 

前髪が崩れるから、もうやってくれないのかなぁ。

やったとしても、ハットなしかなぁ。

いつか、ふっと、やってくれることを、待っているRELOADオタク。

 

"苦手"から"愛おしい"へ

 

 

わたしは平成元年生まれの29歳です。

年齢の一の位が9の時に、形は違えど、もれなくジャニーズにはまっているというのが自分で面白くなって、(9歳、19歳、29歳)これはたぶん一生ジャニーズにお世話になるんだろうな、この今のブームも過ぎ去って、39歳になった時、ジャニーズにときめいていなかったとしても、自分がどうしてこの人たちを好きだったのか思い出したいので書き留めようと思いました。

 

 

 これまでの趣味嗜好を振り返ると

7歳…初恋が「あぐり」出演時の生田斗真

8歳…小原裕貴くんに惚れ、Jr.出演ビデオを繰り返し繰り返し見る。

9歳…夢に出てきた松本潤が急に好きになってしまう。(夢に出てくると好きになる病はいまだに治っていません)

10歳…松本潤が嵐としてデビューした途端、ジャニーズへの興味が急になくなる。

17歳…関ジャニ∞にハマる。丸山隆平の顔、声、キャラ、すべてが愛おしい。 

    Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔にもハマる。横から見る鼻筋が好きすぎたのがきっかけ。

18歳…関ジャニの47都道府県ツアーで東京ドームコンサートに行ったら、キスマイが出てきて涙。一緒にいた関ジャニファンの親戚に「え…そこで泣くの…」とドン引きされる。だってかっこよかったんだもん。藤ヶ谷が。

おそらくこの年にHey!Say!JUMPデビュー。

19歳…大学に入っても、身近に生粋の関ジャニファンがいて「Edenいいですよね

ー!」と盛り上がりコンサートも一緒に行ったりする。藤ヶ谷熱は下がった。

21歳…だんだんと関ジャニ熱も冷め、なだらかになる。

25歳…宝塚歌劇団に夢中。

29歳…突然の「有岡大貴かわいくない…?」病にかかり、今に至る。

 

 

 

今に至る、ってあっさり言っているが、Hey!Say!JUMPへの思いはかなり複雑だった。

すでに述べたように、Hey!Say!JUMPがデビューしたころ、わたしはキスマイが好きだった。すぐにデビューとはいかないだろうと思いながら、いつかこのメンバーでデビューしてほしいな…とワクワクしてた。

そんな中、Hey!Say!JUMPのデビューが決まり、メンバーを見たら、よく見た名前が多かった。

グループが混ざりすぎだよ!10人て!岡本って?え?どうすんだこれ!というのが第一印象だった。

あらゆる人が思っていたと思うけど、Ya-Ya-yahはどうなるんだ、とも。

そんなこと言ったら、J.J.Expressもだよ、って思うけど、特に人気があったように見えたYa-Ya-yahが…と思うと、切なくなった。

キスマイが好きだった立場からすると、一組デビューしてしまうとざっくり2年くらいはデビューがない気がしてチャンスが遠ざかったのが悲しかったのと、キスマイがバラバラにならなくてよかった…と安心したのと、デビューするのがなんでこのメンバーなの?という嫉妬だった。

いろんな気持ちがごちゃ混ぜになったのを憶えている。

この気持ちを引きずり、「Hey!Say!JUMP」という「グループ」への苦手意識を深く刻んできた。

 

そんな記憶があるから、今、Hey!Say!JUMPメンバーひとりひとりのかわいさ、かっこよさ、面白さを感じていることに驚いている。

彼らのデビュー当時は10人それぞれに、ファンには想像できない息苦しさがあったと思うし、この10年、いや、11年、それを糧にして今があるんだろうな、と思わせてくれる。

メイキングが見たくて買ったDVD、「I/O th Anniversary Tour 2017-2018」。

有岡くんの最後の挨拶が、本当にこの子はいい子だ!みんなに見てほしい!と思った。

彼の見る世界、これから見たい世界を、ちゃんと共有して私たちファンにも一緒に見せてくれる気がした。

 

10年経ったから話せる話も出てくると思うし、このタイミングで「Hey!Say!JUMP」という「グループ」を好きになったのは、その辺が大きかったと思う。(きっかけは有岡大貴の顔面だけど)

結局のところ、わたしは、Hey!Say!JUMPの成長過程を見ず、成熟してきたHey!Say!JUMPを好きになっただけだけれど、11年前ぼんやりと見ていたはずのJr.時代の彼らの姿を、割としっかり懐かしく思い出せるので、今の頼もしい姿を見ると感慨深い。

とはいえ、まだ小さい手足を一生懸命動かして踊っていたメンバーやら、独特なマイクの持ち方、肩の動かし方をするメンバーやら、11年経っても少しその名残があって、その瞬間だけタイムスリップした感じもする。(特に中島、伊野尾が顕著)

デビュー当時から、たくさんの可能性を秘めた素敵なグループだったことは確かだけれども、わたしは今やっと、手放しで、素敵なグループですね!と言える気がする。

 

ちなみに、あの時あんなに好きだったキスマイがデビューするときには、熱は冷めていたもののやっぱり嬉しかった。

藤ヶ谷派ではなく、玉森派になってはいたが。

 

そんなこんなで、わたしはHey!Say!JUMPのファンクラブに入り、悲鳴が苦手だという理由で行きたくないと思っていたコンサートの申し込みも済ませた。

好きになり始めた時は、「いや、まだそんな…ちょっと気になるってくらいだから…」と妙な保険をかけている。

個人的にこれは簡単には戻れないな、と思うのが、その気になっているものの画像を保存し始めた時。

保存した自分に気付いた時、「あっ、落ちたな」と思う。

 

 

有岡大貴の画像を保存した時、それが、平成最後の8月でした。